福島県浪江町で300年続いてきた伝統工芸品、大堀相馬焼。東日本大震災と原発事故の影響により、20近くあった窯元はすべて廃業に追い込まれてしまいました。そうした苦しい状況にあっても、職人たちは別の地で大堀相馬焼を復活させようと奮闘しています。しかし、相馬焼は地域で採取した「砥山石」から釉薬をつくり、それを粘土にかけることによってできた製品。以前と完全に同じものをつくることはできません。震災時に割れてしまった大堀相馬焼が厳密な意味では最後の作品なのです。
Piece by Pieceは、そのカケラたちを使って新たな製品をつくろうというプロジェクトです。最後の作品に宿った魂を生まれ変わらせて、世の中へ送り出したい。そんな職人たちの想いから企画が立ち上がりました。大堀相馬焼のカケラが詰まったシルバーネックレスは、300年の伝統と職人たちの想いを無言の内に語ってくれます。
Piece by Pieceには少しずつという意味あいもあり、職人さんとそのご家族やさらにそれを誇りとしてきた浪江町の人々にとって少しずつでも着実な一歩を歩んでほしいという想いから立ち上げました。Piece by Pieceのカケラはしっかりとした「商品」として職人さんらにお金をお支払いすることで、少しでも再建の役に立てればと思っております。
お誕生日や記念日のギフト、また外国の方へのお土産として大変喜ばれています。
名前や数字入れも可能ですのでお申し付けください(大文字ローマ字、数字のみ)。
300年続いた伝統の最後のPiece(カケラ)の魂の商品たち、是非手にとってみてください。
─────松永武士(代表)