まずは自分たちが福島の良いところを再び見つけて全国へ発信し、アイデンディティを確立したい。そして、福島に生きる人の声を聞いてもらい、一緒に考えてほしい。福島の女子たちは、地元の伝統工芸品を使った商品開発を始めました。
使用したのは、会津地方で400年の歴史を持つ会津木綿。生地をアクリル樹脂で挟むと、おはじきのような可愛さと透明感のある8色のピアスが生まれました。それぞれの色には「遠く離れた場所からも、今日のふくしまの空の色は何色かな?と想いを馳せてほしい」という願いが、丸・三角・四角の形には、「さまざまな選択を迫られる福島で、一人ひとりが選んだことを認めていきたい」との想いが込められています。
のふくしまのちいさなカケラを手に取って、ふくしまへ想いを馳せたり、ふくしまの声に耳をかたむけてくれるとうれしいです。
─────日塔マキ(代表)