「被災地と全国の人々がハートでつながること」をイメージした、かぎ針編みのシンプルなブローチ。被災した方が自分自身の「作品」と思えるものを、自分のペースでつくれるようにと開発されました。
このプロジェクトが始まったきっかけは、阪神大震災を経験し、フェアトレードによる途上国支援を行ってきた『株式会社福市』代表・高津玉枝さんが「これから被災地では、手を動かして前向きになることが必要になる」と考えたこと。高津さんの想いに 『NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク』 も共感し、現地のサポートを担当。最初は遠野に避難している方々から始まり、徐々に各地に広がっていきました。
パッケージの裏面にはつくった人のニックネームが記載されていて、購入した人はFacebookなどを通してメッセージを届けることができます。EAST LOOPのLOOPには、「一方的に施しを与える/受ける関係ではなく、つながり循環していく関係をつくりたい」という気持ちが込められています。
最初は私のつくったものが売れるのかなと不安でしたが、買って下さった方たちのメッセージを見たとき、涙が出ました。みなさんが、これを買うことで応援してくれていると思うと沈みがちな心も元気になります。買ってくれてありがとうございます。
───── つくり手Mさん