朝日新聞書評欄でご紹介いただきました2019.5.11UP

2019年5月11日の朝刊に、『復興から自立への「ものづくり」』(小学館)の書評が掲載されました。

書評を書いてくださったのは、湘南台文化センター、新潟市民芸術文化会館などを手がけた建築家の長谷川逸子さんです。さまざまな地方や海外を訪れてきた長谷川さんのならではの視点で感想を綴ってくださっています。

ウェブでも公開されているので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

●好書好日
“『復興から自立への「ものづくり」』 東北の伝統新た 暮らしに彩り”
https://book.asahi.com/article/12359089

<『復興から自立へのものづくり』について>

ーー“ものづくり”でいかにして立ち上がったかーー
東日本大震災後、東北各地でものづくりによる復興プロジェクトが数多く立ち上がりました。その後、目の前の課題を解決するための試行錯誤を経て、しだいに復興という目的を超え、地域ビジネスに成長したプロジェクトも登場しています。その成長のプロセスには、人口減少、少子高齢化、産業の衰退など、いま全国の地方が直面する課題解決へのヒントもちりばめられています。

そうしたプロジェクトを現在までに80件以上取材し、成り立ちから作り手たちの思い、完成した商品までを丁寧に紹介してきたウェブサイト「東北マニュファクチュール・ストーリー」(http://www.tohoku-manufacture.jp/)に掲載されたものづくりの物語から、21話を厳選し、アップデートして一冊の本にまとめました。

なぜ“ものづくり”だったのか。たくさんのものを失った人たちが、手を動かし、ものをつくることにより、いかにして仕事や収入、生きがい、仲間、新しい居場所を見つけ、立ち上がっていったのか──震災から8年となるいまだからこそ、たくさんの人に知ってほしい物語です。

価格:本体1,600円+税
発売日:2019年3月1日
出版社;小学館
判型/頁:4-6/272頁
著者:飛田恵美子
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388676

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