東日本大震災の発生から4年が経過しました。その節目に、友廣裕一氏(一般社団法人つむぎや代表)からお寄せいただいたメッセージを紹介いたします。

2015.3.23UP

宮城県石巻市・牡鹿半島の浜のお母さんたちと漁網の補修糸をつかったミサンガづくりを開始したのは、2011年の春でした。その年の秋には、別の浜でOCICAというアクセサリーづくりを開始。夢中になって手を動かし、それを欲しいと言ってくれる人に届けることによって、少しずつ心が癒えていくのを実感していました。

ふと周りを見渡すと沿岸各地で同じように物をつくる人たちの存在に気づき、これを届けたいという想いからジラール・ペルゴのみなさんと「東北マニュファクチュール・ストーリー」を運営してきました。

”3.11を忘れない”という抽象的な過去ではなく、つくることを続ける具体的な人々の現在を伝えてきました。忘れてしまう過去の記憶にすがるのではなく、今も動き続ける新たな現在を、みなさんの心に届けるような役割をこれからも担っていけたらと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

友廣裕一
https://www.facebook.com/TUMUGIYA